医療法人社団 育映会 田島外科

日帰り手術の流れ flow

当院での肛門日帰り手術の
流れをご説明いたします。

STEP1 医師による問診

手術予約時に既往症や日帰り手術によるリスクの有無などの確認と、血液検査や心電図検査を受けます。
手術当日の午前中、10時30分頃に受診します。
最初に血圧測定や当日の体調についてなどの問診があり、手術可能かどうかの診察を受けます。

STEP2 術前内視鏡検査

手術着に着替えた後、浣腸が行われ、排便後に内視鏡室でS状結腸内視鏡検査を行います。
直腸がんなどほかの病気が隠れていないかを最終確認します。
問題がなければ、手術室へと移動します。

STEP3 手術

手術室で腰の部分麻酔(腰椎麻酔)を行った後、手術を開始します。
術中に手術内容が変更される場合も、その都度医師から説明を受けながら手術が進められます。
手術内容によりますが、手術時間はだいたい10~30分ほどです。

STEP4 リカバリー室で術後安静

リカバリー室で4~5時間ほど安静にします。
尿意を促す目的と、脱水予防および術後緊急事態が起こっても早急に対処できるようにするために、点滴を受けます。安静にしている間、当院の管理栄養士から術後の栄養サポートをご説明させていただきます。
尿が出たのを確認後、点滴を終了し、診察室へと移動します。

STEP5 術後の診察と今後の説明

出血がないか確認され、問題なければ終了です。
帰宅の際、車を使ってお帰り下さい。
自分で運転できないため、迎えに来てもらうかタクシー(バス不可)を利用してください(当院から近くても車での帰宅をお願いします)。
帰宅後は、自宅で安静に過ごしていただきます。翌日以降は、定期的に当院に通院し、創部観察させていただきます。